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ニューイヤー駅伝2022結果総括!Honda悲願の初優勝と激闘の軌跡

本田 美咲 本田 美咲 • 更新: • 公開: • 読了約 9 分
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新春の上州路を舞台に繰り広げられた「第66回全日本実業団対抗駅伝競走大会(ニューイヤー駅伝2022)」。実業団長距離界の頂点を決める元日の大一番は、創部51年目にして悲願の初優勝を飾ったHondaの劇的な戴冠劇をはじめ、地元・群馬のSUBARUによる過去最高順位への大躍進、王者・富士通の思わぬ失速など、駅伝史に深く刻まれる数々のドラマを生み出しました。

群馬県庁を発着点とする全7区間・100.0kmのコースでは、秒単位で順位が入れ替わる息をのむ攻防が展開。本稿では、激闘となった2022年大会の総合順位タイムや全7区間の通過順位の推移、エースたちが激突した区間賞一覧および個人タイム一覧までを徹底的に振り返り、勝負を分けたポイントを浮き彫りにしていきます。

【総合順位とタイム】第66回大会の全結果と上位入賞チームの明暗

ニューイヤー駅伝2022結果

2022年大会の上位争いは、中盤までどこが勝つか全く読めない大混戦となりました。その中で抜け出したHondaが、大会記録に迫る4時間51分04秒の好タイムで栄冠を手にしています。入賞(8位以内)を果たした各チームの総合順位タイムは以下の通りです。

順位 チーム名 総合タイム トップ差
優勝 Honda 4時間51分04秒 -
2位 SUBARU 4時間52分09秒 1分05秒
3位 旭化成 4時間52分47秒 1分43秒
4位 三菱重工 4時間52分57秒 1分53秒
5位 トヨタ自動車 4時間54分08秒 3分04秒
6位 黒崎播磨 4時間54分41秒 3分37秒
7位 SGホールディングス 4時間54分52秒 3分48秒
8位 GMOインターネットグループ 4時間54分58秒 3分54秒

旭化成やトヨタ自動車といった歴代優勝チームの常連が上位に顔を揃える中、表彰台の頂点に立ったのは初戴冠のHondaでした。また、2位に入ったSUBARUの走りは沿道を大いに沸かせ、実業団駅伝の新たな勢力図を印象づける大会となっています。

【勝因を深掘り】Hondaが悲願の初優勝を掴み取った「後半区間の圧倒的逆転劇」

第66回大会における最大のトピックスは、間違いなくHonda初優勝の瞬間でした。1971年の創部以来、39回目の挑戦にして初めて手にした日本一の称号。その勝因は、徹底したピーキングと後半3区間で見せた圧倒的な個の強さにあります。

レース序盤、1区の川瀬翔矢が先頭と秒差なしの好位置で滑り出すと、2区のインターナショナル区間ではアレクサンダー・ムティソが冷静に上位をキープ。最長エース区間の4区を託された小山直城は、各チームの主力がしのぎを削る過酷なペースの中、首位とわずか21秒差の総合2位でタスキをつなぎました。

圧巻だったのはここからです。5区の青木涼真が力強い走りでトップに立つとそのまま区間賞を獲得。続く6区の中山顕も後続をぐんぐん突き放す区間賞の快走を見せ、アンカーの7区・土方英樹へ。土方も冷静沈着なペース配分でリードを1分以上に広げ、3区間連続での区間賞獲得という完璧なリレーを完成させました。後半区間に実力者を惜しみなく投入したオーダー戦略が完全に的中した形です。

【大躍進と波乱】地元SUBARUの過去最高2位と前回王者・富士通の失速

上位争いでひときわ強い輝きを放ったのが、本拠地・群馬で走るSUBARUでした。SUBARUの最終順位はチーム過去最高となる総合2位。2区のベンソン・キプランガットが区間賞の走りでトップ争いに絡むと、3区以降も粘り強い走りで上位を維持し、群馬のファンの大声援を背に堂々の表彰台を獲得しました。

一方、対照的な結末となったのが連覇を狙った富士通の結果です。1区で思わぬ出遅れを喫し、序盤から追う展開を強いられる波乱の幕開けに。中盤以降も持ち前のスピードを本来の形で発揮できず、最終的に総合12位(4時間57分02秒)とシード権争いにも届かない悔しい敗戦となりました。

また、王座奪還を狙ったトヨタ自動車の順位は総合5位。4区で西山雄介らが奮闘を見せたものの、上位陣のハイペースに一歩及ばず、実業団トップクラスの選手層を持ちながらも表彰台を逃す厳しい戦いとなりました。

【区間賞一覧・区間記録詳細】相澤晃の驚異的な4区新記録と個人タイム

2022年大会は気象条件にも恵まれ、極めてスピード感あふれるレースが展開されました。各区間の区間記録詳細および区間賞獲得者は以下の通りです。

区間(距離) 区間賞獲得選手 所属チーム 個人タイム
第1区(12.3km) 舟津彰馬 九電工 34分36秒
第2区(8.3km) ベンソン・キプランガット SUBARU 21分53秒
第3区(13.6km) 細谷恭平
林田洋征
黒崎播磨
九電工
37分09秒(同タイム)
第4区(22.4km) 相澤晃 旭化成 1時間03分42秒(区間新)
第5区(15.8km) 青木涼真 Honda 46分28秒
第6区(12.1km) 中山顕 Honda 36分54秒
第7区(15.5km) 土方英樹 Honda 46分36秒

今大会の個人成績において最大のハイライトとなったのが、4区を走った旭化成・相澤晃の走りです。エースが集う最長22.4kmの舞台で、従来の記録を大きく塗り替える1時間03分42秒の区間新記録を樹立。一気に順位を押し上げる圧巻の走撃は、名門・旭化成の意地を全国に見せつけました。

【全7区間通過順位の推移】タスキリレーごとに激変したレース展開の全貌

全7区間を通じて、リーダーボードは激しい変動を繰り返しました。スタートからフィニッシュまでの主な通過順位の流れを振り返ります。

スタート直後の1区は、九電工の舟津彰馬が集団から鋭いスパートを見せてトップ中継。2区のインターナショナル区間ではSUBARUのキプランガットが爆発的なスピードで順位を上げ首位に浮上します。3区では三菱重工や黒崎播磨が上位へ食い込み、混戦模様のまま花の4区へとタスキが渡りました。

4区では相澤晃の猛追により旭化成が一気に上位へ進出、SUBARUとHondaも好位置をキープしてトップ争いは三つ巴の様相を呈します。しかし5区に入ると、Hondaの青木涼真が力強い推進力で抜け出し単独トップへ。6区の中山、7区の土方が後続との差を着実に広げ、最終的には2位以下を大きく引き離して歓喜のフィニッシュテープを切りました。

【ニューイヤー駅伝 2022 結果】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:Hondaの初優勝メンバーと勝因は何でしたか?
A1:出走メンバーは1区・川瀬翔矢、2区・A.ムティソ、3区・宿澤豪、4区・小山直城、5区・青木涼真、6区・中山顕、7区・土方英樹の7名です。勝因は、4区のエース区間で先頭と21秒差にとどまり、5区から7区まで3区間連続で区間賞を獲得した後半の爆発的な総合力にあります。

Q2:相澤晃選手がマークした4区の記録はどれくらい凄いのですか?
A2:22.4kmという最長区間を1時間03分42秒で走破し、従来の区間記録を更新する大記録でした。1kmあたり約2分50秒という驚異的なハイペースを単独走に近い状況で維持し、旭化成を上位争いへと引き戻す圧巻のパフォーマンスでした。

Q3:歴代優勝チームと比較して2022年大会にはどのような特徴がありましたか?
A3:長年タイトルを争ってきた旭化成やトヨタ自動車、富士通といった伝統の強豪に対し、Hondaが初優勝、SUBARUが2位に入るなど、東日本地区の実力派チームが台頭した節目の大会となりました。

2022年の第66回全日本実業団対抗駅伝は、Hondaが初タイトルを獲得し、新たな時代の幕開けを告げた大会として記憶されています。後半区間での盤石なレース運び、地元SUBARUの躍進、そして相澤晃をはじめとするトップランナーたちの記録更新など、見どころの尽きない元日の熱戦でした。

実業団各チームの強化策が高度化し、どこが勝ってもおかしくない戦国時代へ突入したことを証明した2022年大会。ここで生まれた激闘と個々のランナーの成長は、その後の実業団長距離界や世界を目指す日本マラソン界の進化へと確実に受け継がれています。

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本田 美咲
デジタルマーケター 本田 美咲
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