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第73回紅白歌合戦2022の曲順と歌唱曲一覧!大トリや特別企画の真相

道下 蓮 道下 蓮 • 更新: • 公開: • 読了約 13 分
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2022年12月31日に放送された『第73回NHK紅白歌合戦』は、2年ぶりにNHKホールへ観客が戻り、「LOVE & PEACE -みんなでシェア!-」をテーマに掲げて開催されました。音楽シーンの劇的な変化を象徴するネット発・アニメ発の気鋭アーティストから、時代を築いてきた大御所レジェンドまでが一堂に会し、紅白の歴史に残る熱狂を生み出しました。

本記事では、大晦日の夜を彩った全出場歌手の歌唱曲一覧やタイムテーブル、大トリを務めた福山雅治さんの選曲背景、桑田佳祐さん率いる同級生バンドや氷川きよしさんらの特別企画まで、名場面の真相を余すところなく振り返ります。

第73回紅白歌合戦は、オープニングからトップギアの演出で幕を開けました。前半・後半に分かれた全出場歌手のセットリストと歌唱曲を一覧で整理します。

前半:勢いあふれるトップバッターから新世代の初出場ラッシュ
曲順 アーティスト名(組) 歌唱曲
1 SixTONES(白) Good Luck!
2 天童よしみ(紅) ソーラン祭り節
3 緑黄色社会(紅) Mela!
4 郷ひろみ(白) GO!GO!50周年!!SPメドレー
5 なにわ男子(白) 初心LOVE(うぶらぶ)
6 水森かおり(紅) 九十九里浜~謎解き紅白スペシャル~
7 LE SSERAFIM(紅) FEARLESS -Japanese ver.-
8 Saucy Dog(白) シンデレラボーイ
9 山内惠介(白) 恋する街角~きつねダンスRemix~
10 日向坂46(紅) キツネ
11 JO1(白) 無限大
12 milet(紅) Fly High
13 NiziU(紅) CLAP CLAP
14 鈴木雅之(白) 違う、そうじゃない
15 BE:FIRST(白) Shining One
16 SEKAI NO OWARI(白) Habit
17 三浦大知(白) 燦燦
18 IVE(紅) ELEVEN -Japanese ver.-
19 Snow Man(白) ブラザービート~紅白みんなでシェー!SP~
20 Perfume(紅) 紅白 SELECTION 2022
特別企画 THE PKG(加山雄三) 海 その愛
21 Aimer(紅) 残響散歌
22 坂本冬美(紅) お祭りマンボ~スカパラSP~
後半:社会現象となったヒット曲と豪華アーティストの共演
曲順 アーティスト名(組) 歌唱曲
23 ウタ(紅) 新時代
24 King Gnu(白) Stardom
25 三山ひろし(白) 夢追い人~第6回けん玉世界記録への道~
26 TWICE(紅) Celebrate
特別企画 ディズニースペシャルメドレー 星に願いを ほか
27 Vaundy(白) 怪獣の花唄
28 milet×Aimer×幾田りら×Vaundy(紅) おもかげ (produced by Vaundy)
29 純烈(白) プロポーズ~白い雲のように(ダチョウ倶楽部・有吉弘行共演)
特別企画 back number アイラブユー
30 乃木坂46(紅) 裸足でSummer
31 工藤静香(紅) 35周年SPメドレー(Cocomi共演)
32 King & Prince(白) ichiban
33 Official髭男dism(白) Subtitle
34 あいみょん(紅) ハート~君はロックを聴かない
特別企画 桑田佳祐 feat. 佐野元春, 世良公則, Char, 野口五郎 時代遅れのRock'n'Roll Band
特別企画 THE LAST ROCKSTARS THE LAST ROCKSTARS(Paris Mix)
特別企画 松任谷由実 with 荒井由実 Call me back
特別企画 安全地帯 I Love You からはじめよう
35 KinKi Kids(白) 25th Anniversary Medley
特別企画 氷川きよし 限界突破×サバイバー
36 石川さゆり(紅) 天城越え
37(紅トリ) MISIA(紅) 希望のうた
38(大トリ) 福山雅治(白) 桜坂

大トリ・福山雅治「桜坂」と紅組トリ・MISIA「希望のうた」|選曲の真相と勝敗の行方

紅白歌合戦2022曲

番組のクライマックスを飾る大トリには、白組の福山雅治さんが起用され、平成を代表する不朽の名曲「桜坂」を歌い上げました。福山さんが紅白の大トリを務めるのは3年連続となりましたが、過去2回(「HELLO〜道標 2020」「道標 〜紅白2021ver.〜」)とは異なり、自身の最大ヒット曲である「桜坂」を選択した背景には深い意図が存在します。

分断や混乱が続いた世界情勢のなか、2022年のテーマ「LOVE & PEACE」を体現するにあたり、普遍的な愛を歌う「桜坂」は最もストレートに人々の心へ届く選曲でした。NHKホールの温かな照明のなか、アコースティックギターを手に情感豊かに響かせた歌声は、会場全体を静かな感動で包み込みました。

一方、紅組トリを務めたMISIAさんが披露したのは、矢野顕子さんが作詞・作曲を手掛けた「希望のうた」です。ダンサーを引き連れ、圧倒的な声量と表現力で歌い上げる姿は、平和への切なる祈りそのものでした。観客の胸を強く打つ圧巻のパフォーマンスは、紅組を牽引する絶対的な存在感を改めて証明しました。

最終審査では、ゲスト審査員票、会場審査員票、視聴者投票のすべてで支持を集めた白組が勝利を収め、第73回大会の幕が閉じられました。

ウタ・Aimer・Vaundyが巻き起こした新風|アニメ&ネット発ヒット曲の衝撃

2022年の音楽シーンは、ストリーミング配信とタイアップコンテンツの融合によって劇的な進化を遂げました。その象徴となったのが、初出場を果たした新世代アーティストたちです。

映画『ONE PIECE FILM RED』のヒロインであるウタ(CV:名塚佳織/歌唱:Ado)は、紅白の歴史上初となる「アニメキャラクターとしての出場」を果たしました。オープニングから後半の歌唱曲「新時代」に至るまで、最新のCG・3D映像技術を駆使したパフォーマンスを展開し、画面の向こうの視聴者と会場をリアルタイムで熱狂させました。

テレビアニメ『鬼滅の刃 遊郭編』の主題歌「残響散歌」で初出場を果たしたAimerさんは、ミステリアスな佇まいから放たれるハスキーで力強いボーカルで視聴者を圧倒。ストリーミング数億回再生を突破したモンスター楽曲の勢いをそのままステージ上に再現しました。

さらに異彩を放ったのが、マルチアーティストのVaundyさんです。白組として自身の代表曲「怪獣の花唄」をエネルギッシュに歌い上げ、会場の空気を一変させると、直後にはプロデュースを手掛けた楽曲「おもかげ」で紅組のステージへ合流。miletさん、Aimerさん、幾田りらさんとの奇跡的なコラボレーションを披露し、紅白の枠組みすら飛び越える自由な音楽の楽しさを提示しました。

伝説となった豪華「特別企画」の歌唱曲|桑田佳祐バンドから氷川きよし休止前ラストまで

第73回が「神回」と称される最大の要因は、他の追随を許さない特別企画のラインナップにあります。日本のポピュラー音楽史に刻まれる瞬間が連続して訪れました。

最大のハイライトの一つとなったのが、桑田佳祐 feat. 佐野元春, 世良公則, Char, 野口五郎による「時代遅れのRock'n'Roll Band」です。全員が1955年〜1956年生まれの同級生であり、長年日本のロック・歌謡界を牽引してきた盟友たちによる生演奏は、混迷の時代に向けた強烈な連帯のメッセージとなりました。応援に駆けつけた大友康平さんや原由子さんを含め、大人のロックの底力を見せつけました。

また、YOSHIKIさん、HYDEさん、SUGIZOさん、MIYAVIさんによって結成されたスーパーバンドTHE LAST ROCKSTARSがデビュー曲「THE LAST ROCKSTARS(Paris Mix)」をテレビ初披露。火花散るアグレッシブなステージで強烈なインパクトを残しました。

加えて、年内をもって歌手活動の無期限休止を発表していた氷川きよしさんのステージは、日本中が息を呑む名場面となりました。紅組・白組の枠を超えた特別企画として登場し、ゴールドの衣装に身を包んで巨大な不死鳥のセットに乗り、「限界突破×サバイバー」を熱唱。「また必ず帰ってきます」という力強い言葉とともに放たれた圧倒的な輝きは、多くの人々の心に深く刻まれました。

これらに加え、加山雄三さんのラストパフォーマンス「海 その愛」、安全地帯の「I Love You からはじめよう」、松任谷由実さんとAI荒井由実による「Call me back」など、奇跡的なステージが立て続けに実現しました。

司会陣の絶妙な掛け合いと感動の名場面|橋本環奈の堂々司会とサプライズ演出

ステージを円滑かつ華やかに進行した司会陣の活躍も見逃せません。初司会を務めた橋本環奈さんは、生放送特有の緊迫感のなかでも一切の物怖じを見せず、正確無比なアナウンスと明るい笑顔で視聴者やメディアから絶賛を浴びました。

大泉洋さんの自由奔放なトークを絶妙なタイミングでコントロールしつつ、郷ひろみさんとのデュエットやディズニースペシャルメドレーでの歌唱など、エンターテイナーとしての才能を遺憾なく発揮。スペシャルナビゲーターを務めた櫻井翔さんの的確なサポート、桑子真帆アナウンサーの安定した進行と相まって、極めてテンポの良い番組進行が実現しました。

また、純烈のステージではダチョウ倶楽部と有吉弘行さんが登場し、名曲「白い雲のように」を熱唱。上島竜兵さんへの追悼とリスペクトを込めた温かなパフォーマンスは、紅白ならではの感動的なサプライズとなりました。

【紅白歌合戦 2022 曲】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:第73回紅白歌合戦(2022年)の勝敗結果はどちらでしたか?
A1:審査の結果、白組が優勝しました。ゲスト審査員、NHKホールの会場審査員、テレビ前の視聴者投票(デジタル投票)のすべての集計において白組が紅組を上回る形での勝利となりました。

Q2:大トリを務めたアーティストと曲名は何ですか?
A2:白組のトリであり、全体の大トリを務めたのは福山雅治さんです。歌唱曲は自身の代表的なバラードナンバー「桜坂」でした。なお、紅組トリはMISIAさんが務め、「希望のうた」を披露しました。

Q3:初出場で話題になったアニメ関連の歌唱曲は何ですか?
A3:映画『ONE PIECE FILM RED』に登場するキャラクターウタ(Ado)が「新時代」を歌唱し、紅白史上初のアニメキャラ出場を果たしました。また、アニメ『鬼滅の刃 遊郭編』オープニングテーマを歌うAimerさんが「残響散歌」を披露し、大きな話題を呼びました。

Q4:活動休止直前だった氷川きよしさんは何を歌いましたか?
A4:特別企画枠として出場し、ロックナンバー「限界突破×サバイバー」を披露しました。巨大な不死鳥のオブジェに乗って熱唱し、無期限活動休止前の圧巻のラストステージとして語り継がれています。

『第73回NHK紅白歌合戦』は、ストリーミング発の新世代ヒット曲と、長年愛され続ける昭和・平成のマスターピースが見事な調和を見せた記念碑的な放送となりました。ウタやVaundy、Aimerといった新たな潮流が確固たる存在感を示す一方で、桑田佳祐さんらの同級生バンドや加山雄三さん、安全地帯といったレジェンドが放つ圧倒的な熱量は、音楽が持つ普遍的なエネルギーを再確認させてくれました。

福山雅治さんの「桜坂」やMISIAさんの「希望のうた」が届けた平和へのメッセージは、今振り返っても色あせることはありません。時代の転換期において、音楽がいかに人々の心を結びつけ、希望をもたらすかを鮮やかに描き出した一夜でした。

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コンテンツディレクター 道下 蓮
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出版媒体で10年、芸能・社会記事の校正を担当。事実確認は公開元の一次資料と発表日付で行い、不確定な情報は掲載しません。

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